タイムカードは、勤怠管理に役立つツールです。いつ来社したのか、いつ退社したのか、という情報を残すことができるため、従業員の給料計算等の勤怠管理をする上でタイムカードは必須です。タイムカードは物理的にカードに対して時刻を印字するタイプと、アイシーカードでタッチして情報を登録するタイプ、端末に自分のアイディーを入力して情報を登録するタイプがあります。このうち、オーソドックスなのが印字をするタイプです。

打刻をする機械はそこまで効果ではなく、カード自体も安価であるため、小規模の会社の勤怠管理ならばこれで十分です。ただし、打刻されたカードの情報は、その後パソコンに打ち込むなどして整理する必要があります。そのため、人数が多い会社では、管理が面倒になるというデメリットがあります。また、カードは紛失のリスクもあるため、従業員が多い会社の場合にはあまり適していません。

従業員が多いところであれば、アイシーカードや端末に情報を入力するタイプのタイムカードが適しています。これは、システムを導入するのにそれなりのコストがかかりますが、登録された情報はデータとして保管されるので、カードに打刻する方法と違ってあとから入力をすることは必要ありません。間違いが合ったり入力し忘れがあったときにだけ、あとから入力すればよいだけとなります。こういったタイプの中には、低コストで導入できるものもありますので、小規模の職場でも使えます。